●数量契約栽培

生産者を限定せずに、品種と数量に関する契約となります。
お取引先様の年間必要量（多少の増減は変更可能）に見合った栽培面積を確保し、栽培から調整までの管理を当農園で行います。 栽培中は定期的に作況をご報告するとともに、ほかの産地の動向に併せて、今年の相場動向もご報告いたします。
収穫した豆は、当農園の調整工場にて、お取引先様のご要望になるべく沿うように調整・選別を行い在庫することで、1年間通じて安定した価格・品質で出荷いたします。 必要な時に必要な分だけを出荷し、その月ごとのご精算となります。
尚、この場合の価格につきましては、収穫時の相場に基づいて、品質をサンプルで確認後、双方協議の上決定させていただきます。

契約書１（サンプル）  契約書２（サンプル）

●2者契約栽培

「お取引先様と当農園」「当農園と生産者」２者の契約を合わせた栽培方法です。

美瑛町の生産者は１件の規模が大きく、他の作物も栽培しながら管理をするのは難しいため、生産者に代わり契約圃場の生育状況を把握し、天候障害や病害虫の発生状況に応じて栽培指導を行います。

数量契約同様に、年間通しての価格となりますが、違う点は生産者を固定してしまうということ。
同一のロットで調整を行いますので品質のブレもなく、より顔の見える“安心・安全”性をアピールでき、契約内容に１０％の幅をもたせた契約単価を盛り込むことで、不作時における急激な価格の高騰を抑えることができます。

お取引先様から情報を受けて、条件にあう生産者を実績・経験に基づいて選定いたします。
生産者と契約内容を打ち合わせた後、改めてお取引先様と契約内容を精査し、双方合意の上で契約させていただきます。
豊作・凶作になった場合の対処方法も契約内容に入れます。事前に確認しておくことで、実際にそうなった場合の対処を早急に行うことができるようにする為です。

※豊作・凶作時の価格の変動について
価格変動の範囲は基準価格の±１０％以内として、その割合を収穫後に双方協議の上決定いたします。その価格で年間通じてのお取引となります。
  《例》小豆２等（１袋/30ｋｇ）--- 基準価格：13,000円の場合、最大（凶作時）14,300円、最小（豊作時）11,700円

契約書１（サンプル）  契約書２（サンプル）

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数量契約栽培の場合は、収穫時点での相場・等級・産地動向によって、価格をこちらから提示させていただきます。

※現在行われている契約栽培では、天候不良等の理由で、ご指定の数量・品質での供給が困難な場合において、不足分を当農園で手配する、または等級や価格を下げて手配する等の対応をさせていただいております。 逆に豊作時の過剰分については、翌年の契約数量を減らしていただく、または繰り越すという形が多いです。
なるべくお取引先様のご要望に沿えるよう柔軟に対応いたします。

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〜契約栽培の流れ〜

１〜３月	お取引先様から必要な用法をお伺いし、条件にあった生産者を選定いたします。 生産者と打ち合わた後、改めて契約内容を協議・確認し、双方合意の上で契約を結びます。 仮の契約書を送付いたしますので、内容確認後ご納得いただけましたらご連絡をいただき、正式な契約書を送付いたしますので、署名捺印の上ご返送ください。
４〜５月	播種（種まき）と同時に、栽培管理・指導・サポートを開始いたします
６〜８月	定期的に契約圃場を視察し、生産者に指導・アドバイスするとともに、お取引先様には豆の生育状況（写真）や他産地の状況をメールやFAXでご報告いたします。
９〜１１月	突発的に天候が変わる時期のため、適切な収穫方法・時期を生産者と相談しながら収穫します。 収穫後、契約内容に基づいて「価格」「数量」などの必要事項を決定の上、自社工場での調整・選別を開始いたします。 １度サンプルを提出いたしますので、品質確認後本格的に選別いたします。
１０〜１２月	選別が終わり次第ご報告し、産地証明・栽培履歴をご希望される場合は提出いたします。 品種によって差はありますが、製品出荷もこの時期からのスタートとなります。１年間無償で在庫いたしますので、使用月ごとのご精算になります。

あくまでも契約内容は、生産者ならびにお取引先様と打ち合わせをしながら決定していきます。

豆の場合は天候条件によって供給期間や価格・品質等は、生産者の努力ではカバーできない部分があります。 また、お取引先様にも価格高騰時の大きな負担を避け、必要数の確保ができることで、安定的な供給が可能のなります。

お互いに現状を把握し共有することで、末永いお取引ができればと考えております。
ご不明な点や、豆に関する些細なことでも構いませんので、お気軽に問い合わせフォームからご相談ください。


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